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夏のさっぱり料理 [料理]

台風のせいでしょうか。じめじめ暑い日が続いています。
こんな季節こそ、きんきんに冷やしたグラスにビールを注ぎ、枝豆をつまむ。
なんという幸せでしょう。でも、枝豆だけではちょっとさみしい。
そこでいくつか「さっぱり系」おつまみを用意しました。
焼きなす地中海風.jpg
 まずは、焼きなす地中海風
 BBCの料理番組The Good Cookで紹介していたレシピをもとにオリジナル化しました。ちなみに、BBCの料理サイトはとても充実しています。http://www.bbc.co.uk/food/recipes/ 1万以上のレシピがのっていて、休日の午後、眺めていると、気がついたら夕方になっていたりするからたまりません。
 ①なすに軽く切れ目をいれ、プライパンで焼きます。②冷めたら、切れ目にそってすーっと皮をはがします。③なすをたてに二等分して皿の上に広げます。④カイエンヌペッパー、白コショウ、ガーリックパウダー、塩を軽くまぶし、オリーブオイルをたらし、レモン汁を思い切りしぼりかけます。④トマトを湯むきし、ざく切りにしてボールに移し、オリーブオイル、レモン、塩でマリネしておきます。⑤刻んだオリーブのピクルス、ざく切りトマトを彩りに飾り付けてできあがり。
 焼きなすに削り鰹とおろし生姜、醤油、という定番に勝るレシピはなかなかありません。しかし、この「地中海風」は、トマトの赤が食欲をさそい、たまにはいいと思います。
アンディーブとポテトのサラダ.jpg
 アンディーブとポテトのサラダ。立派なアンディーブが、198円でマルイの地下食料品売り場に出ていました。首都圏の近郊農業の幅の広さがうかがえるというものです。
①アンディーブのへたを切り落とし、一枚ずつはがして皿に並べます。②ポテトサラダを作ります。メークインをゆで、煮汁とオリーブオイルでのばして塩、コショウ。③そこに刻んだハム、マヨネーズ、お酢(きょうもりんご酢を使いました)を加え、アクセントをつけます。④アンディーブの上に、一口サイズに盛りつけます。⑤最後に全体にオリーブオイルを回しかけ、黒コショウをひきます。
 アンディーブのしゃりしゃりした食感、そしてほのかな苦みとポテトサラダの酸味。これはワインが進みます。
Sttelenbosh red wine.jpg
 南アフリカケープ州ステレンボッシュの赤ワイン。メルローやカベルネ・ソービニヨンをブレンドして独自の味わいをだす、いわゆるフランス流です。限定製造で930本目、となっていますが、価格は800円ほど。味は極上です。
ホタテのフライとクリーム・タルタル.jpg
 ホタテのフライとクリーム・タルタル
 あぶらものが欲しいけど、重たいものはちょっと、という向きにお勧めです。
①ホタテ(刺身用)は塩、コショウし、小麦粉をはたきます。②溶き卵にくぐらせ、乾燥ハーブ・ミックスと混ぜ合わせたパン粉をつけ、高温でさっと揚げます。③タルタルソースを作ります(本当の順番は、こっちが先です)。最初にタマネギをみじん切りにします。涙が出ても耐え忍び、細かく細かく、と呪文のようにとなえながら包丁を動かし続けます。④ボールにクリームチーズ、マヨネーズ少々、オリーブオイル、塩、コショウを合わせ、③のタマネギをかたく絞って混ぜ合わせます。
 クリームチーズが、揚げたてのホタテの上でとろーんとなり、コクを醸し出します。彩りに添えたプチトマトをほおばれば、これがまた相性抜群。軽く冷やした赤ワインに手が伸びます。
レモン塩豚とニラの炒めもの.jpg
 レモン塩豚とニラの炒めもの
 冷蔵庫に、黒豚のモモ薄切りがありました。モモ肉をいかに柔らかく、臭みを旨みに変えるか。腕が試されます。①モモ薄切りを一口サイズに切ります。加熱後に縮むことを想定し、やや大きめに切りそろえます。②マリネ液を作ります。ボールに、レモン汁をしっかり入れ(大さじ3くらい)、塩を溶かします。黒コショウ、飲み残しの白ワイン少々、ごま油少々を混ぜ合わせます。指先で嘗めてみて、きりっとした酸味がたっていることを確認します。③モモ肉をいれて揉み込みます。④ニラをざく切りにします。ひと束全部です。白ネギも1本みじんぎりにします。これを別のボールに入れ、軽く塩コショウしておきます。⑤フライパンにオリーブオイルをしき、③の豚肉を焼きます。片面3分。汁気がとんでカリッと焼き目がつくことが重要です。うらがえしたら、④のニラと白ネギをどーんとかぶせてふたをし、強火で1分。⑤ざっくり混ぜ合わせて完成です。最後に、激辛ラー油を少したらしました。
 豚肉とニラのコンビネーションの良さは言うまでもありません。それをつなぐのが、塩とレモンというところが、夏のさっぱり系演出です。ついつい、ワインをもう一口。
厚揚げとエリンギとレンコンのチーズグリル.jpg
 厚揚げとエリンギとレンコンのチーズグリル
 けっこうお腹は一杯だけど、おつまみ代わりに何か食べたい、という時のヘルシー・メニューです。
①厚揚げは、いつもより50円くらい高い、できれば京都風の柔らかいものを選びましょう。50円の贅沢が、料理の仕上がりに大きな成果となって表れます。②耐熱皿に、オリーブオイルをしき、切った厚揚げを並べて塩コショウ、みじん切りのニンニクを散らします。③そのうえに、スライスしたエリンギをのせ、ピザ用チーズをのせます。④下ゆでしたレンコンの薄切りをさらにのせ、再びチーズをのせます。軽く塩コショウ、そしてパルメザン粉チーズを振りかけ、オーブンで10分ほど焼きます。
 チーズが溶け、厚揚げとエリンギから出た水分がオリーブオイルと混じり合います。厚揚げがグラタン生地のような食感を生み出します。レンコンのシャキシャキ感がいいですね。パルメザンチーズが焦げた芳ばしい香りが食欲をそそります。そして赤ワインをもう一口!
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